山陰・米子市の大山麓に建つ、夫婦と子供、母親の5人が暮らす住宅。多雨・多雪や強い北西風、西日といった厳しい気候条件に対し、各居室を分棟形式とし、家族の距離感と静かな睡眠環境を確保した。分棟の上には切妻の大屋根を架け、気候や視線を調停するバッファーとすると同時に、家族を包み込む共用の場を形成。内外の境界を曖昧にする土間リビングにより、開放性と一体感を備えた住空間を実現している。